新サクラ大戦は逃げるための「新」サクラ大戦

ネタバレ込みで書いていく

老害と蔑まれよう関係ない

 

 

ウキウキの気分でフルプライスでダウンロード購入したプレイヤーである

 

熱き血潮に PSP版1&2 ドリキャス版2、3、4 V

歴代はちゃんとやってきた。

帝都はレニ・ミルヒシュトラーセ 巴里はコクリコ 紐育はラチェット

 

そして14年の月日が流れ新サクラ大戦の発売となった。

もちろん発表当初は胸が熱くなった。

 

 

プレイし終わった完走を率直に述べるのであれば

サクラ大戦の名を冠したなろう小説である

 

確かにナンバリングでないやろと突っ込まれたら反論はできないが

文句は綴っていく。

 

  

帝都、巴里、紐育とも新しい地、新しい人と出会う

大神一郎」、「大河新次郎」に開幕から多少の感情移入ができる、プレイヤーの分身となれるようなことをしてくれたにも関わらず

今作ではヒロインの1人と幼馴染である。「新」と名の付くから新しい試みが必要であると分かりながら流石にこれは悪手であると思う。

プレイ中は「雨宮さくら」をメインヒロインとするラブコメディを見ているようでした。

無意識のプレイではさくらの好感度が1位になりやすいように設定されているような造りに思えた。

(おそらくさくらだけ他ヒロインと比べて好感度上昇のタイミングは多かったと感じるが実際の調査は行っていない)

 

1では正月デート2ではクリスマス公演の主役選択と攻略対象の選択肢ともとれるようなイベントもなくクリスマスはとりあえず全ヒロインの昼イベントは見れて夜におそらく好感度1位のキャラクターとの別イベントを勝手に見せられる。

クリスマスと個人回が重ねられるという不憫な人もいる

(1週しかプレイしていないので好感度1位が必ず出てくるか不明である)

最終決戦前に副隊長を1人選択してヒロインの決定

  

ゲーム内ではいつの間にか数カ月たっているが季節の変わり目も全くわからない

帝劇が襲撃され舞台が破壊されたためクリスマス公演に修理間に合いませんと急に言われたレベルである

以前はキャラの衣装が変わる街の風景が変わるなどちゃんと目に見えてる部分に出ていたの。

 

キャラクターに対してもキャラクターを理解できない、過去が知れない部分が多すぎる。 一部キャラクターは少しばかり過去の説明があったが初穂に関しては一切ないレベルだった。

またキャラクター間の絡みが結果のみ伝わってる経過がまったく見えなかった。 

 

雨宮さくら

真宮寺さくらのファン

絶界って力備えてる家系、隊長と幼馴染

ゲーム開始時点で半分くらい落ちてる女

 

クラリス

どっかの国の人、クラリスの家系は強大な霊力を持っていて戦争にも利用された

人を不幸にするような呪われた力だと言っている。

しかしながら作中では誰かを傷つけるといった描写は一切されない

「使い方しだいだよ」って隊長に説得されて落ちる女

 

望月あざみ

捨て子で忍者、隊長にとって本物の忍者であると言われ落ちる女

 

東雲初穂 

神社の家の娘の元気な子巫女の力で量子水晶をきれいにできる

巫女の力の詳しい説明は作中の進行上では一切語られない

多分知らないうちに落ちてた女 

 

アナスタシア

どっかの国の人、おっぱいが化け物、敵に騙された裏切者

戦争かなんかで家族と家を失った

家族愛とかに飢えてる、隊長に花組は家やし家族やぞって言われて落ちる女

裏切りの伏線は何もないレベル、アナスタシア回になって急に裏切った。

 

 

外国人2人は作中イベントでは出身地に関することを一切言わないほどである

マリアは3話にてロシアでヒクイドリと言われたいたと説明ありました。

織姫はイタリアから来た貴族って説明が入る。

レニは名前はドイツ語で天の川って意味ですって説明されてる

などしてきちんと出身国の説明が入る。

 

風組がかわいくない 

 

 

ちゃんとした年寄りがいない

米田支配人もグランマも何かしらの大きな仕事をした印象は残っているが

今作では年寄りは一切出てこない。

 

すみれさんが支配人らしくない、やったことは

・10年帝劇をなんとか運営し続けた

・無限を用意した

流石に演技指導もしてるくらいしててもよかったのでは?・・・

というか2の神崎重工は帝劇に出資しないはまだ続いていたのか?・・・

 

 

隊長は基本褒めたたえられしかしない。下げられることが一切なかったレベルである。

帝都では隊長失格と言われ 巴里では黄色い猿と罵られ 紐育では大神一郎が欲しかった。と言われた。

 

なろうらしさを感じたのはここと初戦闘時の「俺、なんかやっちゃいましたか?」ともとれる発言である。

 

せっかく出演させたほかの華撃団も深堀させずにこの国の人です~程度

上海華撃団は作戦行動中に人の乗っている機体を弱いことを理由に攻撃する

頭のいかれた野郎である。

これは流石に脚本家を擁護できない。

 

これではキャラクターを愛せない。

サクラ大戦よりの引用

花組の隊長をつとめる人は、花組をこの劇場をそして、ここでのくらしを愛してくれる人でなければだめなんだ』

『劇場をそして、あたしたち花組を好きになってください』

好きになるきっかけも愛する理由も見いだせない内容であった。

 

 

作中用語の説明もプレイヤーがほんとに欲しがっている情報がない

シリーズをプレイした人なら降魔大戦が何かが一番気になっただろう。

帝都、巴里、紐育の華撃団が全員いなくなるほどの事なのだから

 

説明されたことは雨宮さくらの母親を生贄にして作った剣を使って

ラスボスを別空間に封印する作戦を行ってみんないなくなったんやで程度である。

うしおととらかな?

降魔大戦を描いてサクラ6にしてよかったんじゃないか?

 

 

隊長にモギリの仕事をさせるのにモギリ服を渡さずDLCにするクソ采配

常に帯刀し続ける狂った隊長

アドベンチャーモードの時の探索してる感は一切なく

ただただ表示されているイベントを消化していくような作業

あったはずのキッチンがなくなっている

モーションがいちいちかわいくない

開発スタッフにサクラ大戦が好きな人な人が1人もいなかったのかな?

細部の作り込みが甘い

納期の見切り発車をして何とか社内会議には怒られない程度にまとめたレベルにしか思えない

話のボリュームの無さは舞台、アニメに対してのメディアミックス時の尺の都合上そうなってしまった感がある。

投げっぱなしの伏線

 

売れれば新サクラ大戦2を作って帝都組、巴里組、紐育組、そして大神一郎を登場させてテノヒラクルーを狙っているようにしか思えない

 

 

1番あ^~ってなったのはエンディング前の最後のあいさつ回りの支配人室のブロマイドと会話イベント

やっぱみんな大神さん好きなんすねぇ・・・

あと歌ってた曲は奇跡の鐘じゃなくて夢の続きの方がもっとあ^~ってなったと思うよ?

 

ED曲も世界華撃団大戦のための歌であった。

1から5はちゃんと隊長と歌劇団のための歌に聞こえるようにとらえられる歌詞であるが・・・

最後のメロディーラインが「夢のつづき」のラスサビの「うるわしの」と同じことだけは震えた。

 

探索パートで無理やりゲームボリュームを出そうとするのは間違っていると思う。

 

良かった点

アクションパートの爽快感

OP曲

 

 

文脈もクソもなく長ったらしく書いてしまったが

何が言いたいかは

プレイヤー含めてみんな大神一郎が一番好きであろうということ

 

 

セガさん早く老害プレイヤーに「夢のつづき」を見させてください

 

これからプレイしようとする人たちへ3000円とか2000円くらいになったら

買ってみてもいいと思うよ。